AGAやFAGAと言われている男女の薄毛。

これらは、医療の進歩とともに適切な治療を受ければ改善される時代となりました。10年前、日本では考えられなかった事です。

ただし、毛母細胞といわれる髪の毛の生命源が生きている場合に限られます。

AGAは日々、毛母細胞を弱体化させて死にいたらしめますので早期の治療が必要になります。それでは、どの様な治療法があるのか解説します。

プロペシア・ミノキシジルの処方

代表的な薄毛治療の方法として投薬治療があげられます。世界的に薄毛治療の効果をあげている薬としてプロペシアとミノキシジルがあります。

プロペシアに配合されているフィナステリドは、毛母細胞を弱体化させるジヒドロテストステロンの生成を制御する作用があります。厚生労働省に承認されている抜け毛予防薬なのです。

プロペシアの効果には個人差がありますが、効果を実感できるのに3か月~半年が必要と専門医が発表しています。

ミノキシジルは頭頂部の薄毛改善に最も効果がある発毛薬で、頭皮の毛細血管を拡張して血行不良を改善し発毛させる効果が認められています。頭皮に塗布するタイプと頓服タイプの二種類あります。

発毛効果が高い反面、副作用があり、頓服タイプは頭髪だけでなく全身の体毛が増毛されるという特徴があります。

プロペシアもミノキシジルも効果を実感するのに三カ月~かかります。

 

HARG療法とは?

ハーグ療法という毛髪再生療法(HAIR RE-GENERATIVE THERAPY)は、万能細胞といわれる自身の「幹細胞」から「成長因子」を抽出して直接頭皮へ注入する方法です。

その効果は、自身の幹細胞を利用するので拒否反応も無く、弱った毛根を復活させることが可能とされています。発毛率は99%、最先端の薄毛治療法の一つとして認められています。

費用が高いという点がありますが、クリニックによっては良心的な場合もあります。ルネッサンスクリニック福岡で行っている毛髪再生プログラム「スマートメソプレミアム」が人気です。

自身の毛根を復活させる方法としては、最も効果が高いといえるでしょう。

 

自毛植毛とは?

自身の頭髪を移植する手術を行う治療法です。毛母細胞が失われてしまった箇所に健康な毛包を移植することで薄毛を改善させます。

メリットは短期間で薄毛が完全に改善される事、デメリットは費用が最も高額という事、移植元からは頭髪が無くなる(当たり前ですが)という事です。

手術痕が目立たない、植毛ロボット「ARTAS」を利用するのが最先端の植毛法で、費用も少し抑えられます。

自毛植毛は、投薬治療やHARGといった毛母細胞が生きている状態でしかできない治療法と違い、砂漠と化した頭皮に新たに毛髪を植え付けるので発毛効果は100%という事になります。主に、薬では改善が難しい前頭部(おでこ)の薄毛を改善させる方法として最適です。

費用は高額と思えるかもしれませんが、効きもしない投薬治療をつづけるくらいなら一度で発毛する自毛植毛の方が結果的に費用を安く抑えられるとも考えられますので、ご検討の場合は一度 専門医に相談されてみてはいかがでしょうか。

 

育毛シャンプーや育毛剤などのケア

抜け毛が増えてくると、最初に試したくなるのが市販されている育毛シャンプーや育毛剤ですね。価格も手ごろで、ケアしている感があります。

ただし、あくまでも気休めですのでご用心ください。その抜け毛がAGAだった場合、市販の育毛剤なんてなんの効果もありません。問題は体内で起こっていますから、根本的な解決をしない限り抜け毛は改善されません。

しかしながら、AGA治療に向き合うためには第一歩を踏み出すきっかけにはなりますので、正しい使用方法やマッサージも並行して行えば余計な抜け毛を減らすことは可能になります。

 

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