AGAとはAndrogenetic Alopecia(アンドロジェニック・アロペシア)の略語で、意味は男性型脱毛症という成人に見られる髪が薄くなる男性特有の状態のことです。女性特有の薄毛の事は、FAGA(フィメオ・AGA)と略されています。
AGAの患者及び予備軍は日本で約1,260万人と推定されていて今日の薄毛や抜け毛で悩む20~50代の男性が大半、AGAであるとも言われています。20歳以上の男性が約4,200万人とすると、三割がAGAに悩んでいる ということになります。
男性にとっては、父親が薄毛であったり祖父の代から薄毛であるという理由から危機感を感じている場合が多いので、薄毛予防のシャンプーや育毛剤が売れているのも納得ができるところであります。
しかしながら、それらの外的な治療だけではAGAを改善することができません。誤解を招く言い方かもしれませんが「一種の気休め」程度と言わざるをえません。
AGAというのは体内の男性ホルモンの作用が原因で、毎日進行していきます。
内的な問題を解決しない限り、「はげ」の進行は止まらないのです。
自分はまだ大丈夫だろう・・・と楽観していてはいけません。
気づいたときにAGA対策をすることが、改善の第一歩なのです。
5つの代表的な薄毛の原因
1 男性ホルモン
男性ホルモンであるテストステロンが薄毛の原因であるα5酵素と結合して誕生するジヒドロテストステロン(DHT)が毛母細胞を攻撃することにより毛根の細胞分裂がストップ。健康な毛髪は、だんだん細くなり、抜け毛の周期も速くなることにより「はげ」になってしまいます。
2 遺伝
薄毛に対する諦めが最も多いのが、この遺伝です。
父、祖父、曽祖父、代々の薄毛であれば、諦めもつくもの・・・。待ってください、諦めるのはまだ早いです。男性であれば男系による遺伝を意識してしまうものですが、現代でいわれているのは女系の遺伝によるもので母親の父が薄毛の場合の方が要注意だと言われています。薄毛人口全体の1/4が遺伝によるものだと専門家は指摘しています。
3 ストレス
精神的な問題ですが、自律神経の緊張状態が持続することにより血行不良となり頭皮の毛細血管に悪影響を及ぼすと考えられています。ストレスを感じない環境にスイッチすることで改善される可能性が挙げられます。
4 生活習慣
運動不足、睡眠不足、過剰な飲酒、喫煙。
髪は繊細ですから、生活習慣がダイレクトに頭髪へ影響を及ぼします。日常生活に気を配ることで抜け毛を予防できる効果もありますから、頭髪専門医の生活指導を受けることも重要です。
5 間違ったヘアケア
頭皮によかれと思って過剰にマッサージを行い、傷つけてしまっている事やドライヤーによるダメージ、効き目の無い育毛剤の過剰な使用など自己流の頭皮ケアで図らずしも抜け毛悪化させている場合もあります。専門医に相談して改善される場合が多い事例ですね。
AGAの症状パターン・M字、O型、自分はどのタイプ?
AGAはゆっくりと、しかも確実に抜け毛を進行させ、同時に毛母細胞を侵食していきます。
自分の判断だけでは、進行具合がどの程度なのか意外と解らないものなのです。AGAの3大進行パターンにより、抜け毛が気になりだしたら、直ちに病院で治療を始められるのがベストです。現在の進行状況を専門医に診察してもらいましょう。
薬による治療・AGAの薬とは?
プロペシア、ミノキシジル等の代表的な薄毛治療の薬。投薬治療についての解説です。薄毛治療を開始するにあたってAGAの薬をチェックしてみましょう。
薄毛専門の病院で治療する・治療方法を紹介
薄毛の原因や抜け毛には様々なものがあります。もちろん治療方法もしかり。薄毛の改善させるには自分に最適な治療方法と信頼のできるクリニックを選ばなくてはいけません。最先端の薄毛治療法や、クリニック独自の治療方法までをご紹介していきます。
AGA治療での危険行為・注意点
薄毛の治療としてあげられる薬物療法ですが、独断で使用していませんか?専門医による診察なしに医薬品を使用するのは危険極まりない行為です。面倒くさい、病院に行く時間が無いなどの理由で、医師の診断なしに個人で薬を輸入して副作用に悩まされる・・・なんてことにならないように注意点をご紹介。
薄毛治療の費用は?相場が知りたい
はげ治療は、自由診療です。健康保険は適用されませんのでご注意ください。診察料金や処方料など病院により違いますから、相場を知っておきましょう。法外な費用を請求してくるクリニックには注意しましょう。
クリニック選びで失敗しない方法とは?
皮膚科での受診では、いきなり初診料金がかかり、医師の判断で治療が開始されます。
薄毛治療は、自由診療で治療費も安くはありませんから、その前に無料カウンセリングで納得いくまで自分にピッタリの治療方法や必要な費用につて説明をうけましょう。